神戸アートビレッジセンター(KAVC)
プロデュース公演
手話裁判劇

『テロ』

原作:『テロ』フェルディナント・フォン・シーラッハ著
酒寄進一 訳(東京創元社刊)

#手話裁判劇テロ のハッシュタグではTwitterFacebookページで、稽古の様子を公開しています。是非ご覧下さい。



公演スケジュール

2022年10月5日(水)~10日(月・祝)全10公演
10月5日(水)18:30
10月6日(木)13:00 / 18:30
10月7日(金)13:00 / 18:30
10月8日(土)12:00 / 17:00★
10月9日(日)12:00 / 17:00★
10月10日(月・祝)13:00
★=アフタートーク開催(手話通訳あり)
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。
※開場時に前売チケットをお持ちのお客様から、当日精算のお客様はその後に当日受付順のご入場となります。
※KAVC窓口購入のお客様(整理番号順)→チケットぴあ購入のお客様(整理番号順)→当日精算のお客様(当日受付順)の順番でご案内いたします。


料金

一般前売:3,500円/一般当日:4,000円
U25:3,000円/U18:1,500円
障がい者割引:3,000円/神戸市民割引:3,000円
※割引適用には、受付時に各種証明書のご提示が必要です。


チケット取り扱い

▶神戸アートビレッジセンター(事前精算)
TEL:078-512-5500/FAX:078-512-5356
※火曜休館
▶チケットぴあ(事前精算)
(チケットぴあWEB、セブンイレブン店頭での販売のみ)
https://w.pia.jp/t/kp2022/[Pコード:513-879]
▶CoRich!チケット(当日精算)
https://ticket.corich.jp/apply/160838/


アフタートーク登壇者決定のお知らせ

108()17:00公演終了後には、本公演の演出・ピンク地底人3号と、出演者から関場理生(マイザー役)、森川環(ネルゾン女史役)が登壇します。KAVCスタッフと共に本公演の稽古場やクリエーションの過程を振り返ります。
109()17:00公演終了後には、ピッコロシアター(兵庫県立尼崎青少年創造劇場)で長年鑑賞サポート事業を手掛けられている古川知可子さんをお招きします。演出・ピンク地底人3号とKAVCスタッフと共に、劇場が担う社会包摂の役割について考えます。※両日共、手話通訳付きで開催いたします。
 

10月8日(土)17:00公演終了後
登壇者:ピンク地底人3号、関場理生、森川環
進行:平川光江(神戸アートビレッジセンター 演劇・ダンス事業担当) 

 
ピンク地底人3号(ピンク地底人/ももちの世界)
地上侵略を目論む怪人。生者と死者の境界を曖昧にしながら、人間や社会の暗部を容赦無く描く作劇が特徴。近年は手話言語を使った作品を立て続けに発表し、新たな挑戦を始めている。代表作に2019年『鎖骨に天使が眠っている』(第24回劇作家協会新人戯曲賞)、2020年『カンザキ』(第27OMS戯曲賞佳作)、2021年『華指1832』(第66回岸田國士戯曲賞最終候補)等がある。
 
関場理生(せきば りお)
2歳で全盲となるが、東京都立総合芸術高等学校舞台表現科、日本大学芸術学部演劇学科にて演劇を学ぶ。2021年、ジェニー・シーレー総合演出『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』に出演。また舞台以外にも2019年、2021年のTURNフェスへ参加。現在、みみよみナレーション事務所に所属する他、ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドとしても活動している。
 
森川環(もりかわ たまき)
徳島県出身。2006年より演劇を始める。役者として舞台に立つ傍ら、イベントMCやナレーションなど声の仕事を中心に活動してきたが、2009年に両耳の聴力を失い活動を休止。その後、手話と出会う。聞こえなくなって以来13年ぶりの舞台出演となる本作では、初めて日本手話での演技に挑む。趣味は戯曲を読むこと、特技は間違い探しと阿波踊り。

10月9日(日)17:00 公演終了後
登壇者:古川知可子、ピンク地底人3
進行:山本和馬(神戸アートビレッジセンター 演劇・ダンス事業担当)

 
古川知可子(ふるかわ ちかこ)
近畿大学文芸学部芸術学科卒、大阪市立大学大学院都市経営研究科修了。
兵庫県立芸術文化センター推進室を経て、2003年からピッコロシアター(兵庫県立尼崎青少年創造劇場)勤務。広報、貸館、ワークショップ、研修などを担当。2015年に、鑑賞サポート事業を立ち上げ、現在は、兵庫県立ピッコロ劇団の公演において、劇団員と共に字幕や音声ガイド等をつけた上演を企画制作。


【鑑賞サポート:本公演のアクセシビリティについて

 客席についてのご案内
本公演では、優先席をご用意しております。

  • 舞台全体/字幕が見えやすい席(主に聴覚に障がいをお持ちのお客様向けの優先席)
  • 音響が聞きやすい席(主に視覚に障がいをお持ちのお客様向けの優先席)
  • 途中退場しやすい席(主に体調に不安をお持ちのお客様向けの優先席)
  • 車いす席(事前にお問い合わせください)
  • 補助犬の同伴が可能な席(事前にお問い合わせください)

全席自由席ではありますが、譲り合ってご着席くださいますようご協力をお願いします。
 
▶本公演をご覧になる全てのお客様へ

  • 戯曲の内容を事前にご覧になりたい場合は、全国の書店やインターネット上で、書籍・電子書籍として販売されております。各自お買い求めの上お楽しみください
    「テロ」 フェルディナント・フォン・シーラッハ 著/酒寄進一 訳(出版社:東京創元社)
    出版社による書誌情報はこちら:http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488010560
  • 本公演は、手話と発声(日本語)を交えた公演です。登場人物1役を、「手話で演じる俳優」と「声で演じる俳優」の2人1組で演じています。

 
チケット受け渡し~入場

  • 受付にて、筆談、手話通訳対応がございます。
  • チケット受付から、客席へとご案内・誘導するスタッフを配置しております。サポートが必要なお客様はご遠慮なくお申し付けください。

 
公演中の鑑賞サポートについて
▶主に聴覚に障がいをお持ちのお客様へ

  • バリアフリー日本語字幕付きの公演です。

 
▶主に視覚に障がいをお持ちのお客様へ

  • 上演前にスタッフが資料を基にして、舞台セットや舞台上の状況等の客観的事実を言葉で描写して説明することができます。ご希望のお客様は事前にお問い合わせください。(介助者に紙の資料をお渡しすることも可能です。)

 
その他、ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。


作品について

ドイツの小説家/弁護士のフェルディナント・フォン・シーラッハの演劇作品。2015年、シャルリー・エブド襲撃事件やパリ同時多発テロが起きた同年にドイツで刊行され、世界各国で上演される。命を天秤にかけることはできないという命題の下、人間の倫理を問う。戯曲には有罪判決と無罪判決の両方の結末が用意され、実際に観客がどちらかの結末を選ぶという上演形式が話題を呼んだ。
 

あらすじ

ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。 テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。乗客164人を殺して観客7万人を救った彼は、英雄か?犯罪者か。


演出:ピンク地底人3号(ピンク地底人/ももちの世界) 

裁判長 皆さんの前にいるのがひとりの人間であることを忘れないでください。この人物はみなさんと同じように夢を抱き、欲求を持ち、幸福を追求しているのです。ですから評決を下すにあたって、みなさんも人間であり続けてください。
この台詞を読んだ時、私の頭の中に、ろう俳優の山口文子が法廷で手話をしている映像が浮かんだ。その瞬間、この戯曲を私の手で演出しなければならないと強く思った。
本番まで、幾多のハードルを飛び越えねばならない。考えるだけで気が遠くなるが、オーディションで集まって下さった俳優、スタッフの皆さんと一緒なら大丈夫だろう。楽しんでいきたい。

■プロフィール

写真撮影:chanmi

地上侵略を目論む怪人。 生者と死者の境界を曖昧にしながら、人間や社会の暗部を容赦無く描く作劇が特徴。 近年は手話言語を使った作品を立て続けに発表し、新たな挑戦を始めている。 代表作に 2019年『鎖骨に天使が眠っている』(第24回劇作家協会新人戯曲賞)、 2020年『カンザキ』(第27回OMS戯曲賞佳作)、 2021年『華指1832』(第66回岸田國士戯曲賞最終候補)等がある

神戸アートビレッジセンター舞台芸術プログラムディレクター ウォーリー木下

演劇は集団創作だ。つまり、その稽古場自体もひとつの「創作物」になり得る。今回の「テロ」で彼らがやろうとしているのは、まさしく「見たことのない稽古場」を作ろうとしていること。それはきっと後世に語り継がれ、そして継続されていく大きな芸術的事業になるだろう。これは手話を使った演劇ではなくて、人と人が出会いわかりあうための演劇である。だからきっと「テロ」なのだ。3号君の手腕が発揮されるのはいつも戯曲と演出と稽古場がひとつの解を導き出すことで、今回の作品はそこに社会というタームもまざり、これほどまでに複雑で今日的な演目はないと期待している。
必見。

〈出演者プロフィール〉

 

山口文子(やまぐち ふみこ)

写真撮影:chanmi

大阪府出身。奈良県立ろう学校卒業。
両親がろう者で母語が日本手話。27歳で演劇の面白さに目覚め、俳優の道へ。
主な出演作に『明日のきみへ』(映画)、南船北馬『さらば、わがまち』、ももちの世界『華指1832』等。


石原菜々子(いしはら ななこ)(kondaba)

役者。東京都足立区にて育つ。高校卒業後、東京の小劇場にて活動。
2012年に劇団維新派『夕顔のはなしろきゆふぐれ』に出演。同年11月、維新派に入団し大阪に移住。2017年解散まで全ての作品に出演する。
現在は元維新派の金子仁司とともに「kondaba」というグループにて活動。
〈都市〉〈移動〉〈あそび〉をテーマに自身でも作品創作を行う。

北薗知輝(きたぞの かずき)(株式会社ことだま/HAND STAGE)

生まれつきろう者ソロサインパフォーマー。代名詞は「手の表現者」
手話と音楽を融合して表情、背景、物語を含めた「手の表現」で、目で聴く世界観をお届けし2017年独立プロサインパフォーマーとして活動し、ろう者も聴者も誰もが音楽の世界観を感じることができる手話歌を目指し、俳優、舞台も活動しています。
2020TOKYOパラリンピック開会式に出演したことを機に自分自身にとって新しいジャンルに挑戦中。


木下健(きのした けん)(短冊ストライプ)

兵庫県姫路市出身、短冊ストライプ代表。
関西大学学園座にて演劇を始める、3年時には座長も経験。
卒業後は俳優や舞台監督だけでなくイベントのMCや朗読、キングオブコントへの参戦も行う。学生劇団の現役生と卒業生を繋ぐイベント「部室さんとBOXくん」を企画し、関西小劇場界隈でちょっぴり話題となる。過去の主な出演は、夕暮れ社 弱男ユニット、南河内万歳一座、劇団Patch、ももちの世界など。


古賀麗良(こが れいら)(劇団Little★Star)

血液型はAB型のイタリアと日本のクウォーター。
4歳からジャズダンスをはじめ、6歳の頃よりジュニアミュージカル作品に出演。
ダンス・歌・書道を得意とし、座右の銘にお互いの個性を認めあって共存する世の中を目指す「多色主義」を掲げる。過去の出演作品は劇団Little★Star「RUKIO the musical」「鬼姫と月の唄」等。


庄﨑隆志(しょうざき たかし)(office風の器・AWAJIユニバーサル演劇ネットワーク)

演出家 劇作家 舞台俳優 コトバや性別、年齢、国境、障害を越えて楽しめることをモットーとし、演劇、コンテンポラリー舞踊など、様々な手法を用いて、視覚的コミュニケーションを追求した舞台を創り出している。『里亞王リア』『波無烈斗ハムレット』など数々の舞台の演出・脚本を手掛け、全国各地780箇所、欧米、アジアなど14ヶ国公演を経験。大学などでノンバーバル演劇活動を続けている。平成22年度横浜文化賞受賞。


関場理生(せきば りお)

2歳で全盲となるが、東京都立総合芸術高等学校舞台表現科、日本大学芸術学部演劇学科にて演劇を学ぶ。2021年、ジェニー・シーレー総合演出『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』に出演。また舞台以外にも2019年、2021年のTURNフェスへ参加。現在、みみよみ―ナレーション事務所―に所属する他、ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンドとしても活動している。


田川徳子(たがわ のりこ)

2006-2018年劇団赤鬼に在籍、その間全ての本公演に出演。現在はフリーで、舞台、ラジオ、YouTube等、精力的に活動中。
舞台俳優で活動する傍ら、2012年末満健一氏作・演出の『TRINITY THE TRUMP』出演を機にギャグ創作を始め、ギャグ100連発単独ライブをABCホールにて開催。狂気とポップを行き来する、生真面目コメディエンヌ。珈琲とわんこがだいすき。ペンパルがいる。


藤田沙矢夏(ふじた さやか)

東京都出身。女子美術大学芸術学部卒業。ろう者。小さい頃から手話とともに育つ。社交ダンスが好きでたのしく踊っています。世界がおおきくかわって、むなぐるしくなるなかで手話のもつ可能性をもっと掘り下げてみたいと思いとび込みました。


宮川サキ(みやがわ さき)(sunday)

2002年より、個性溢れるキャラクター達を演じる一人芝居の作・演出・出演で独自の活動を展開。2008年、ウォーリー木下主宰のsundayにメンバー入り。みるもの全てをネタにしてしまう精細な人間観察と、ユーモアと洞察に満ちたキャラクター描写、場の空気に反応して繰り出されるライヴ感あふれる演技で、特異な存在感を生み出している。TV、映画、CM、ラジオ、役者落語等、他方面での活動の幅も広げている。


森川環(もりかわ たまき)

徳島県出身。2006年より演劇を始める。役者として舞台に立つ傍ら、イベントMCやナレーションなど声の仕事を中心に活動してきたが、2009年に両耳の聴力を失い活動を休止。その後、手話と出会う。聞こえなくなって以来13年ぶりの舞台出演となる本作では、初めて日本手話での演技に挑む。趣味は戯曲を読むこと、特技は間違い探しと阿波踊り。


〈スタッフ〉
舞台芸術プログラムディレクター:ウォーリー木下
演出:ピンク地底人3号(ピンク地底人/ももちの世界)
演出助手:奈古あゆ未(theatre PEOPLE PURPLE)
舞台監督:小野かっこ
照明:葛西健一
音響:奥村威
舞台美術:柴田隆弘
宣伝美術:松本久木
スチル・映像撮影:北川啓太
衣装:平野麻理恵
手話翻訳:山口文子、北薗知輝、庄﨑隆志、藤田沙矢夏、森川環
手話翻訳協力:久保沢香菜、弁護士マクシミリアン
稽古手話通訳:久保沢香菜、TA-net
著作権代理:Meike Marx
制作:秋津ねを(ねをぱぁく)
制作協力:渡辺大 協力:津野あゆみ、能條あかり
劇場制作:平川光江、山本和馬、赤木燎(神戸アートビレッジセンター) 
広報:野澤美希(神戸アートビレッジセンター)
企画製作:神戸アートビレッジセンター
協力:東京創元社
主催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
助成:芸術文化振興基金助成事業


神戸アートビレッジセンターへのアクセスについて

住所:〒652-0811 神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号 神戸アートビレッジセンター
TEL078-512-5500 FAX078-512-5356
神戸高速「新開地駅」8番出口より徒歩約5分
JR「神戸駅」ビエラ神戸口より徒歩約10分
神戸市営地下鉄「湊川公園駅」東改札口より徒歩約15分


より詳細な道順(わかりやすい道でのご案内となります)

【神戸高速「新開地駅」をご利用のお客様】

新開地駅の東8番出口(新開地4丁目商店街アーケード内直結)から右に進みます。
アーケード内を50mほど進み、横断歩道のない交差点を通過します。
さらに100mほど直進すると横断歩道のある交差点があります。
交差点を渡り、15mほど直進します。
右手が神戸アートビレッジセンター正面入り口です。
 

JR神戸駅をご利用のお客様】

※広い道をご案内しております。
JR神戸駅中央口北側から、点字ブロックに沿い、北へ進みます。
湊川神社の正門がある通り(多聞通)に出たら、点字ブロックに沿って西方向に進みます。
途中の有馬道交差点の横断歩道で直進案内の点字ブロックがなくなりますが、そのまま西方向に多聞通を進みます。横断歩道を2つ進み(約300mほど)、左手ガソリンスタンドを過ぎたところの横断歩道を渡ります。
さらに80mほど進むと左手に新開地4丁目商店街入口がありますので左に曲がります。
商店街アーケード内を南方向にお進み下さい。
50mほど進み、横断歩道のない交差点を通過します。
さらに100mほど直進すると横断歩道のある交差点があります。
横断歩道を渡り、20mほど直進します。
右手が神戸アートビレッジセンター正面入り口です。
 
【タクシーをご利用のお客様】
タクシーをご利用の場合は神戸市兵庫区新開地5-3-14(もしくはボートピア新開地の南側、和菓子屋の福進堂総本店の向かい側と伝えるとスムーズです。)をお伝えください。当館入り口前が歩行者専用道路に面しておりますので、当館手前の交差点の横断歩道を目安にご降車ください。