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お知らせ美術ART LEAP 2020

【速報】ART LEAP 2020 一次審査通過者が決定しました

平素より、当センターのご利用および企画運営にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

当センターの美術事業では、30代から40代の芸術家を対象とした公募プログラム「ART LEAP」を2018年より開催しております。3回目となる今年度は、審査員にキュレーターの服部浩之氏を迎え、現在、出展作家の選考を行っております。展覧会プランとポートフォリオによる一次審査の結果、今年度は47件の応募者の中から最終審査に進む7組が決定いたしました。

〈一次審査通過者〉 ※敬称略/エントリー順

山下裕美子(やました ゆみこ)
蓮沼昌宏(はすぬま まさひろ)
山本篤(やまもと あつし)
渡邉朋也(わたなべ ともや)
毒山凡太朗(どくやま ぼんたろう)
ARCHIVES PAY(アーカイブス ペイ)
Auto-community Archivists(オートコミュニティ アーキビスツ)

以上の方々には、出展作家最終選考会として当センターで開催する「展覧会プラン公開プレゼンテーション」にご参加いただき、自身の作品や展覧会の構想をプレゼンテーションしていただきます。
その後、審査員の服部氏による最終選考を経て、来年2021年2月〜3月に当センターで展覧会を実施する作家 1名(組)を選出します。

なお、「展覧会プラン公開プレゼンテーション」は、ライブ配信での一般公開を予定しています。(日程等の詳細は、後日決定次第発表致します。)


【一次審査通過者プロフィール】

山下裕美子
1982年生まれ。制作工程で紙や布を使用することで、薄い皮膜のような磁器の作品を制作している。燃え尽きたはずの紙や布の痕跡、重量を可能な限り削ぎ落とすことで浮かび上がるミニマムな物質感に興味を持ち、物体でありながら空間や時間を前景化させる作品を探求している。
http://y-yumiko.p2.weblife.me/

蓮沼昌宏
1981年東京都生まれ。2010年東京芸術大学大学院美術解剖学研究室にて自画像をテーマに博士号を取得。2016年文化庁海外派遣研修制度でドイツフィルムミュージアム。近年の展覧会に2015年「越後妻有アートトリエンナーレ」新潟。2019年「数えることによって獲得するもの」gallery N、愛知。2020年個展「物語の、準備に、備える。」富山県美術館がある。現在、愛知県を拠点に活動。
https://www.hasunuma-masahiro.com/

山本篤
1980年東京生まれ 多摩美術大学絵画学科油画専攻
映像・パフォーマンスを中心に活動している。
主な展覧会に 2020年「祈りのフォーム」(Art Center Ongoing)、2018年「どう生きるか#2六本木にて」(ShugoArts)、2017年「MAM screen #7」(森美術館)、「奥能登口伝資料館」(奥能登国際芸術祭)、2016年「国立奥多摩映画館」(国立奥多摩美術館)がある。
https://atsushiyamamoto.com/

渡邉朋也
メディアテクノロジーをベースに、インスタレーション、映像作品、ダジャレ、エッセイなどを制作する。主なグループ展に「transmediale 2014」(2014年/ドイツ・ベルリン)、「のせでんアートライン2019」(2019年/兵庫+大阪)。主な個展に「信頼と実績」(2017年/京都)。著書に「SEIKO MIKAMI-三上晴子 記憶と記録」(2019年/NTT出版/馬定延との共編著)がある。
www.watanabetomoya.com

毒山凡太朗
1984年福島県生まれ、東京拠点
主な個展
2020「SAKURA」LEESAYA(東京)
2019「東京計画2019 vol.1:RENT TOKYO」gallery α M(東京)
2018「Public archive」青山目黒(東京)
主なグループ展
2019「あいちトリエンナーレ2019:情の時代」四間道・円頓寺エリア(愛知)
2019「六本木クロッシング2019:つないでみる」森美術館(東京)
http://dokuyama.jp/

ARCHIVES PAY
記録にまつわる作業を主な活動とする集団。「事は現場で起きている」を軸とし、記録を作る・使うの2つのラインでプロジェクトを進め、現代における現場の多様性を探る。固定メンバー以外はプロジェクトごとに集められ、各々の思考とテクニックを共有し協働することを目的として活動している。アーティストである荒木優光が2015年の京都にて発足、現在に至る。
https://archives-pay.tumblr.com

Auto-community Archivists
2017年結成。人々が生まれながらに属しているコミュニティ(≒家族、地域や団体など)の在り方を可視化するべく、集ったメンバー(美術作家、写真家、社会学者、編集者、デザイナー、批評家など)がそれぞれの手法・技術を用いて記憶の断片を記録、収集し、アーカイブを試みるアーティスト・コレクティブ。
auto-community-archivists.com

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