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美術

若手芸術家支援企画2020「ピンボケの影像」出展作家:大八木夏生、勝木有香

1roomKAVCギャラリー 自主
料金
入場無料
アーティスト
大八木夏生、勝木有香
お問い合わせ先
神戸アートビレッジセンター Tel:078-512-5500

≪ご来館、ご参加いただく皆様へ≫
新型コロナウィルス感染拡大防止対策を徹底していますので、以下の取り組みにご協力をお願いします。

■施設内では、必ずマスクを着用してください
■来館前には、体温を測定いただき、体調不良の場合は、来館しないでください
来館時に体温を測定する場合があります
■入館時には、手指を消毒してください
■施設内では、「密」にならないよう注意してください
■施設内では、利用者同士で大声での会話をしないでください
■1階フリースペースは、当面の間、椅子の削減等の感染拡大防止対策を実施いたします

より詳しい施設利用指針はこちらから

 

神戸アートビレッジセンター(KAVC)では、シルクスクリーン技法を用いる美術作家、大八木夏生と勝木有香による展覧会「ピンボケの影像」を開催します。

大八木は街でふと気になったものを撮影し、そのスナップ写真をモチーフに制作しています。シルクスクリーンのほか、カッティングシートやアクリル絵の具などの幅広い素材と技法を用いて、重層的かつ軽やかな平面作品を生み出しています。勝木は映像やアニメーションの「動き」に着目して制作しています。動画から抜き出した動作の輪郭をなぞり、そこから生まれた曲線を多重化することで時間の層を可視化し、形として捉えることのできない存在を描き出しています。

カラフルな色面と、モノクロームな曲線で展開する2人の作品は一見すると対照的です。一方で、自身の「記録する」行為の正体を、いくつもの素材や技法で明らかにしようとする大八木と、「動き」というテーマを軸に、試行錯誤を繰り返しながら自身の心情の正体に迫る勝木は、どちらも「正体」を追い求めて制作している点で共通しています。正体に迫り、イメージが幾多にも重ねられ複雑化された2人の作品画面は、私たちに強烈な印象を与え、見えない主体への想像を掻き立てます。

本展で大八木は新開地で撮影した写真をもとに新作を制作し、勝木は新たな試みとして当センター1階の大きな窓ガラスに作品を描きます。新開地という雑多な街の中、そして様々な特性をもった人々が集まるこの場所で、2人の作家はどのようなイメージを浮かび上がらせるのでしょうか。是非ご高覧下さい。

【開催概要】
若手芸術家支援企画2020「ピンボケの影像」
出展作家:大八木夏生、勝木有香
会期:2020年11月5日(木)-11月19日(木)12:00-19:00 火曜日休館
会場:神戸アートビレッジセンター(1F・KAVCギャラリー、コミュニティスペース1room)
入場無料

主催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)

【関連イベント】
◎オープニングトーク
日時:11月7日(土)18:00-19:00
出演:大八木夏生、勝木有香、岡村有利子(神戸アートビレッジセンター 美術担当)
料金:無料

オープニングトークは、展覧会会場からのライブ配信で開催いたします。前半は各作家が自身の作品についてお話するアーティストトーク、後半は本展について、当センター美術担当の岡村有利子を交えながらのクロストークを予定しております。ぜひご覧ください。

配信はこちらから→https://youtu.be/x-e1cI7BPN0

◎ゲストトーク(近日情報公開予定)
→都合により開催中止となりました。何卒ご了承ください。

◎ワークショップ「シャシャッと動きをなぞってみよう!」
日時:11月8日(日)14:00-16:00
会場:1F・1room
講師:勝木有香
料金:無料
定員:8名
対象:小学校高学年以上
※完成作品は会期終了まで展覧会会場で展示します。

◎ワークショップ「ビューと描いてみよう!」
日時:11月14日(土)14:00-16:00
会場:1F・1room
講師:大八木夏生
料金:無料
定員:8名
対象:小学校以上(低学年は保護者同伴)
持ち物:汚れても良い服装

※イベント開催中は作品の一部がご覧いただけない可能性があります。
※都合によりプログラムが変更になる場合がございます。

 

【出展作家プロフィール】

大八木夏生(おおやぎ なつき)
1991年兵庫県生まれ
2016年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程版画領域 修了
おもな展覧会に、2020年個展「格子模様と押し問答」The Third Gallery Aya(大阪)、2020年「VOCA展2020 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上野の森美術館(東京)、2019年「RAKE UP!」HOTEL ANTEROOM KYOTO l Gallery9.5(京都)などがある。

道端で見つけた「何だ、これ」というものを撮影し、それらをモチーフに絵を描いています。例えばそれらは色褪せたプラスチックの塊です。写真を見ていると何故そのようなものを記録する行為に一歩踏み出たのか、それらに何を見たのか、そのことについて知りたいという欲求に駆られます。写真を通し間接的に捉えることで現れる引っかかりがあるように、それらを描きシルクスクリーンを使ってイメージを形作っていく中で可視化されるものがあります。私の作品はそのような得体の知れないぼんやりしたものに対峙してみた過程の集積です。間接的な方法を取るからこそ無意識だったものが別の形となって浮かび上がり、新たに明らかになることがあるのではないかと考えています。

「思い出を通り一遍、スッパ抜くパターン」(2019年)

「格子模様と押し問答」(2020年)

 

勝木有香(かつき ゆか)
1996年大阪府生まれ
2019年嵯峨美術大学芸術学部造形学科版画写真領域卒業
2020年嵯峨美術大学大学院芸術研究科造形複合分野版画領域在籍
主な展覧会に、2020年個展「FLOW AREA」Kunst arzt(京都)、2019年「第63回CWAJ現代版画展」審査員特別賞、2019年個展「TURN ROUND AND ROUND」Kunst arzt(京都)などがある。

主にシルクスクリーンで制作をしている。
「動き」とは状態や状況の変化、移り変わり、方向性など形が定まるものではなく、動いているその瞬間でしか捉えられない、見えない存在。その存在というのは自分自身の心情にも重なる。
実在しないアニメーションの一コマをいくつも重ねていくことで「動き」から抽出できる歪みのある形や複雑に交差する線を画面上で再構成し、「動き」を可視化させている。

「Slipped and turn round and round(2019年)1100×800mm / シルクスクリーン

「Violent rhythm」(2020年)
2710×9480mm / 壁にシルクスクリーン
撮影者:勝木有香

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