Cinema シネマ情報

上映終了しました

ネクタイを締めた百姓一揆

上映期間
2021.5.22(土) - 2021.5.28(金)
上映スケジュール
【一週間限定上映】
「Cinema schedule」に掲載しています。
トップページをご覧ください。
上映分
147分
制作年 / 国
2020年/日本
脚本・監督・編集
河野ジベ太
出演
金野佳博、千田秀幸、堀切和重、藤原俊春、小原良猛、佐藤正明、東海林浩英、小野智明、高橋広朗、穂坂栄一、高橋洋 ほか
配給・宣伝
アルミード
公式サイトURL
http://shinhana-eiga.com/

新幹線請願駅 新花巻駅設置を巡る14年間の物語

【STORY】1971年(昭和46年)10月、日本国有鉄道は、東北新幹線基本工事計画を発表。東海道新幹線の大成功から、新幹線が日本中で期待の的になっていた、そういう時代であった。岩手県花巻市では停車駅設置有力の前評判に市民は大きく期待していた。しかし発表された設置予定停車駅は一関、北上、盛岡。そこに花巻の名は無かった。その上、線路も街の中心部を大きく外れていた。誰もが諦めかけたその時、数名の市民が立ち上がる。「東北新幹線問題対策花巻市民会議」。有力者が尻込みする中での少数精鋭の有志団体であったが、発足直後から即座に行動を開始。市民総決起大会を開催、国鉄に直談判に行くなどその後の駅設置運動の中心的な存在となっていく。

彼らの当初目標は、大きく街を迂回する形となった新幹線線路の路線変更。すなわち、-将来的な駅設置の可能性を高めるために、まずは線路を街の中心部に持っていかなければならない。そのためには土地を国鉄に売らないこと-これが彼らの基本戦略であった。だが市街地中心のこの戦略は、地権者たちと衝突し、空回りしてしまう。

もがき続ける中、新しい街の形が見えてくる。新しい花巻。やがて地権者や行政とも団結し、体当たりで駅設置の方法を探っていく。一方、日本国有鉄道は赤字を抱えたまま解消できる算段もつかず、労働組合は暴走し、国民からの非難は大きくなるばかりであった。そして勃発した「スト権スト」。国鉄は大きな方向転換を迫られていた。また一方で花巻市に新駅が設置されるには、超えなければならない大きな壁があった。一つは数十億かかるという予算の問題。そしてもっと大きな問題は、仮に予算を計上出来ても今度はそれを駅設置に使えないという法律の問題である。

果たして駅は出来るのか。時代に翻弄される国鉄を背景に描く、新幹線請願駅の1つ・新花巻駅設置を巡る14年間の物語。

© 2014 「ネクタイを締めた百姓一揆」映画製作実行委員会

基本料金
一般 ¥1,700
学生(大学・専門学生)
※学生証のご提示が必要となります。
¥1,400
学生(高校・中学・小学生)
※高校生以上の方は、学生証のご提示が必要となります。
¥1,000
シニア(60歳以上)
※年齢確認ができるもの(運転免許証等)のご提示が必要となります。
¥1,100
夫婦50割引(どちらかが50歳以上)
※年齢確認ができるもの(運転免許証等)のご提示が必要となります。
ご夫婦で¥2,200
かぶっクラブ会員
※かぶっクラブ会員証のご提示が必要となります(ご購入はご本人様分に限ります)。
¥1,300
障がい者割引
※障がい者手帳のご提示が必要となります。
※付き添いの方は1名様まで¥1,000でご鑑賞いただけます。
¥1,000
特別鑑賞料金
モク割サービスデイ(毎週木曜日) ¥1,100
チケット販売について
  • チケットは1Fインフォメーションにて販売しております。(当日券のみ)
  • 各作品入れ替え制です。各作品につき、お一人様1枚のチケットが必要です。
  • 料金は上映作品によって異なる場合がございます。
  • 特別興行の際は料金変更、割引適用外の場合がございます。
  • 精算後の割引はお受付いたしかねますので、ご了承ください。

その他の内容については、神戸アートビレッジセンター(078-512-5500)までお問い合わせください。

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