Cinema シネマ情報
サマーフィーリング
- 上映期間
- 2019.7.20(土) - 2019.7.26(金)
- 上映スケジュール
- 一週間限定上映
- 監督
- ミカエル・アース
- 出演
- アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ジュディット・シュムラ、マリー・リヴィエール ほか
- 上映分
- 106分
- 制作年 / 国
- 2015年/フランス・ドイツ合作/配給:ブロードウェイ
- 公式サイトURL
- https://summerfeeling.net-broadway.com/
フランスの新鋭ミカエル・アース監督が描く、愛と再生の物語。
哀しみの扉を開けて、ゆっくり生まれ変わる。喪失を抱えながら過ごす三度の夏――
夏真っ盛りのある日。30歳のサシャは突然この世を去る。彼女の死は、ある二人の見知らぬ者同士を出逢わせる。サシャの恋人ローレンスとサシャの妹ゾエ。突然の別れとなったベルリン。深い悲しみが残るパリ。少しずつ自分の生活を取り戻すニューヨーク。三度の夏、三つの都市。愛した人の思い出と幾つもの美しい景色の中で、遺された者たちは少しずつ人生の光を取り戻していくーー。悲しい出来事があっても、新しい朝は訪れ、残された者たちの日々は、愛も哀しみも受け入れただ静かに小波のように進んでいく。拭えない喪失感を抱えながら過ごす、三度の夏を静かに切り取り、観る者に優しい余韻を残す。
街の息づかいも温かい。夏の陽光に充ちた涼やかな映像が、どこまでも美しく――
東京国際映画祭東京グランプリと最優秀脚本賞をW受賞した『アマンダと僕』のミカエル・アース監督長編第2作品。「明るい光が射す夏こそ、空虚さが際立ち、激しい喪失感を感じる季節だ」と語るアース監督は、それぞれの街を舞台に優しい眼差しで、哀しみを受け止める人々の繊細な心情描写を描く。撮影は、『わたしたちの宣戦布告』、『アマンダと僕』のセバスティアン・ブシュマン。夏の木漏れ日、青々とした木々の葉、行き交う人々の表情、瑞々しい夏の世界を16mmフィルムの荒い粒子越しに切り撮る。何より、湖で泳ぐ人、芝生に寝転がる観光客、フランスの避暑地アヌシー湖のシーンは、涙が出る程美しい。
ローレンスの潤んだ瞳、ゾエの寂しげな微笑。この夏の感じをアコースティックの音色に乗せて――
微妙な表情の変化で魅せるローレンスを演じるのは、『リプライズ』『オスロ、8月31日』などのヨアキム・トリアー監督作品で頭角を表したノルウェーのアンデルシュ・ダニエルセン・リー。ゾエには、ステファヌ・ブリゼ監督『女の一生』のジュディット・シュムラ。無造作な黒髮が印象的で、ジュリエット・ビノシュにも通じる憂いさ持つ。ゾエの母親役には、エリック・ロメール監督『緑の光線』のマリー・リヴェール。音楽は、ノスタルジー漂う旋律を奏でるタヒチ・ボーイ。挿入歌には、ピクシーズ、ラーズ、アンダートーンズ、ニック・ギャラリー、ベン・ワットなど、類いまれな選曲センスで夏の感じを、時に切なく、時にハッピーに彩る。細野晴臣のカバーで話題のマルク・デマルコのライヴシーンも必見。
©Nord-Ouest Films – Arte France Cinéma – Katuh Studio – Rhône-Alpes Cinéma
基本料金
一般 | ¥1,700 |
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学生(大学・専門学生) ※学生証のご提示が必要となります。 |
¥1,400 |
学生(高校・中学・小学生) ※高校生以上の方は、学生証のご提示が必要となります。 |
¥1,000 |
シニア(60歳以上) ※年齢確認ができるもの(運転免許証等)のご提示が必要となります。 |
¥1,100 |
夫婦50割引(どちらかが50歳以上) ※年齢確認ができるもの(運転免許証等)のご提示が必要となります。 |
ご夫婦で¥2,200 |
かぶっクラブ会員 ※かぶっクラブ会員証のご提示が必要となります(ご購入はご本人様分に限ります)。 |
¥1,300 |
障がい者割引 ※障がい者手帳のご提示が必要となります。 ※付き添いの方は1名様まで¥1,000でご鑑賞いただけます。 |
¥1,000 |
特別鑑賞料金
モク割サービスデイ(毎週木曜日) | ¥1,100 |
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チケット販売について
- チケットは1Fインフォメーションにて販売しております。(当日券のみ)
- 各作品入れ替え制です。各作品につき、お一人様1枚のチケットが必要です。
- 料金は上映作品によって異なる場合がございます。
- 特別興行の際は料金変更、割引適用外の場合がございます。
- 精算後の割引はお受付いたしかねますので、ご了承ください。
その他の内容については、神戸アートビレッジセンター(078-512-5500)までお問い合わせください。