日本最高峰の美のコンテストに1年間密着したドキュメンタリー映画
2000名以上から選出された「ミス日本」たちの眼にうつる未来とは

日本に生まれ育ち日本を愛する大学生、人生の半分以上を外国で過ごし3ヶ国語が堪能でグローバルな 視点を持つ女性、パリコレクションで活躍する夢を持つ高校生らが、 「第48回 ミス日本コンテスト」 ファイナリスト13人の中に選ばれた。コンテストまでの半年間を共に切磋琢磨し、お互いを高め合う。そして、6人の女性が「ミス日本」に選ばれる。選ばれたものと選ばれなかったもの。 　コンテスト後にミス日本の受賞者たちが直面するのは「受賞」という重圧・周囲の好奇の眼・過度な期待。華やかなイメージとは違う活動。熊本地震の被災現場でのボランティア。自身の今と将来に悩む彼女たち。そんな中、受賞者の一人がミス日本の任期中に米国留学に旅立つ。拡がる波紋。 　過去にミス日本を受賞し世界で活躍する女性との出会い。社会で活躍する女性の姿や活動の姿は、受賞者たちの将来の道しるべとなるのか。そして、コンテストで選ばれなかった女性たちのその後は？

1950年にスタートし、これまでもさまざまな女性がその栄誉を手にした「ミス日本コンテスト」。受賞者たちが直面するミス日本の重圧、周囲からの好奇の視線。選ばれた者、そして選ばれなかった者、「ミス日本コンテスト」に参加したことで、彼女たちが直面することとなったさまざまな現実が描かれます。日本で最も歴史のあるミスコンテスト「ミス日本コンテスト」にエントリーした女性たちを追ったドキュメンタリー。本作監督の小野篤史は、受賞者である彼女ら対し、周りの大人たちは「自分の意見が、考えが、道が、正しいのか？どこに向かって何がしたいのか？を強く問いかけていた」と振り返った上で、こうした世界を「どこか誰にでも当てはまるような世界だとも感じました」とコメントしています。