• 新シク開イタ地 SHIN-KAI-CHI - What is land?

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 Exhibition as media 2015 - 2016

「新シク開イタ地」

会期:2016年2月25日(木)〜3月6日(日)
時間:12:00-19:00 火曜休館 入場無料
出品作家:井上明彦、hyslom(ヒスロム)
会場:神戸アートビレッジセンター
主催:神戸アートビレッジセンター[大阪ガスビジネスクリエイト株式会社]
協力:海洋研究開発機構(JAMSTEC)、吉井工務店、任秀夫(日本鳩レース協会殿堂者)

【企画概要】
旧湊川を埋め立てた土地が「新開地」と呼ばれたとき、詩人竹中郁は「ヘンな名だなあ」と感じたという。「新しく開いた地」が固有名詞として定着し、今の地名がある。このプロジェクトは竹中郁の違和感に立ち戻ることから出発する。「地が新しく開く」とはどういうことか。それは無人の大地に人が住み始めるときの光景を想像させる。人の住めない大地の一部が開発と所有を経て人の住む土地になる。逆に巨大災害を経て土地は大地に戻る。そもそも「地」とは何なのか。『創世記』には、大洪水から箱船で逃れたノアが、水が引いて地が現れたかを知るために鳩を放つ逸話がある。鳩がくわえてきたオリーブは地の出現を告げた。今、太平洋上の西之島は、大陸地殻をつくる安山岩マグマを噴出し、大陸誕生という原始の地球の姿を彷彿させる。太陽系で唯一海と陸を持つ地球の上では、地はつねに流動している。鳩は「新シク開イタ地」を見つけるだろうか。私たち人類はそこに住むことができるだろうか。
"Exhibition as media 2015 - 2016"では、創立20周年を迎えるKAVCの位置する「新開地」そのものをテーマに、「土地」とは何かを美術を通して考えます。

 

摂津名所図絵(湊川新開地ガイドブックより)

ノアの方舟伝説イメージ

南西から見た西之島(2015年6月15日)
撮影:田村芳彦(海洋研究開発機構)

 


 

井上明彦 INOUE Akihiko(美術家)

絵画、立体、インスタレーションからビジュアル・デザインに至る領域横断的な制作活動を行うとともに、建築や土木などの環境形成技術に関心をもち、地域社会と関わるアートプロジェクトにたずさわる。2006-07年文化庁芸術家在外研修でパリ滞在。近年の主な展覧会に「still moving」(崇仁小学校ほか、 2015)「生存のエシックス」(京都国立近代美術館、2010)など。
http://www.akihiko-inoue.com/

 

《Aqua-Café》、土・竹・藁ほか、京都国立近代美術館前庭 2010("Trouble in Paradise / 生存のエシックス"展)

 


 

ヒスロム hyslom

加藤至、星野文紀、吉田祐からなるアーティスト・コレクティブ。 2009年から現在まで、山から都市に移り変わる場所を定期的に探険する事で得た経験や疑問、人やモノとの遭遇を表現の根底に置きプロジェクトを行う。遊びを通して風景、土地を知る行為「フィールドプレイ」を行い、映像・パフォーマンス・彫刻作品などを制作。
http://hyslom.com/

 
 


 

オープニングイベント
「新開地から鳩を飛ばす」

日時:2月25日(木)6:00〜
場所:湊川公園
料金:無料

オープニングトーク
「新シク開イタ地とは」

日時:2 月 25 日(木)18:00~
場所:神戸アートビレッジセンター 1 階ギャラリー
料金:無料


 

「ヒスロム活動報告会」

日時:2 月 27 日(土)19:00~
場所:神戸アートビレッジセンター 1 階 1room
料金:無料

ワークショップ
井上明彦ワークショップ
「新シク開イタ地を歩く」

日時:2 月 28 日(日)14:00~
場所:KAVC および新開地界隈
料金:無料 ※要予約


 

レクチャー
「西之島:陸地誕生のふしぎ」

3 月 5 日(土)15:00~
講師:田村芳彦(JAMSTEC)
場所:神戸アートビレッジセンター 1 階 1room
料金:無料 ※要予約

クロージングイベント
「土地造成」

日時:3 月 6 日(日)
17:00~ 土地造成(1)動かす:ヒスロム
18:30~ 土地造成(2)作る:井上明彦
19:00~ クロージングパーティー