中本律子
ritsuko nakamoto
■
profile
■
1977年生まれ
京都出身
嵯峨美術短期大学専攻科
-------グループ展歴-------
1999 「神戸アートアニュアル」 兵庫/神戸アートビレッジセンター
■
works
■
タイトル:「milk」「肉は香る」
制作年:1999
■
comment
■
幼い頃は何を考えて生活していたのか、何をしてたのしかったか、何をしてかなしかったのか、このごろ考えるのです。他人と接するようになって忘れていくものは今でも体のどこかで覚えているような気がします。大人になって、好きなものを見て、『キュッ』とするような気持になるのはそんなところからきてるのかもしれません。
最近、赤ちゃんをみてかわいいと思えるようになりました。キュッとするのです。大人になって覚えていくこと、どこかで覚えている忘れていった体験、私の中で混ざりあうことで新しい感情ができたり新しいことがおこっていきます。
忘れている体験は毒と薬、どちらにもなり得ます。できれば薬のほうばかりであってほしいものですが、必ずしも薬が効くわけではないことも知っています。これからキュッとしながらすごしていくにはどちらも服用しなくてはとおもいます。自分のはもちろん、他人様の毒と薬もうばって飲むのです。
『キュッ』中毒症のわたしはこうして毒と薬を精製するために日々たくらんでいるのです。
(※この略歴、文章はアートアニュアル'99パンフレットに記載されたものです)
←back