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私にとって、写真映像を用いて“作品を制作する”という事は写
真映像を使って「創造する」ということより、写真映像に対して「反応する」という行為でありたいと考えています。
普段生活する中で人との関わりを持つ時「私はこの事についてこう考える」「この人はこの事についてこう考えている」という様に、自己と他者との間にもう1つの事柄、物、それに対する反応が介在していると思う。それは、取り立てて言うまでもない様ななにげない事物であり、しかしそれに対してのそれぞれの反応により、世界と関わりを持っている。写
真映像を作品に持ち込むという事は、それを視覚的な核としてそれぞれ、作品と自分、作品と他者が、関わることが出来、「反応する」には、客観的な「刺激」が必ず前提としてあると考えるからです。又、写
真映像を用いた表面は、三次元世界に還元されきってしまうものではなく、表面
に置き換える事、置き換えられた表面、それに付随する反応の連なりに意識を向けて制作していきたいと考えます。
(※この略歴、文章はアートアニュアル'98パンフレットに記載されたものです)
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