田邊晴子
haruko tanabe



profile
1972年生まれ
栃木出身
成安造形大学研究生


---------個展歴---------
1997 「 殻 」 ( 京都 / ギャラリーイシス )
1998 「 2- Twins 」 ( 京都 / ギャラリーイシス )

------- グループ展歴-------
1993 「京都芸術短期大学卒業制作展」学長賞 ( 京都 / 京都文化博物館 )
1996 「 14の眼 」展 ( 大阪 / サードギャラリーAya )
1997 「成安造形大学卒業制作展」優秀賞 ( 滋賀 / 西教寺 ) 
1998 「 写真に住む 」 ( 大阪 / 大阪球場住宅博ミサワホームCENTURY3 )

-------
その他の活動-------
1998 「 Brush up 」 ( 大阪 / ペーパーボイスギャラリー )



works
タイトル:「殻」
制作年:1998

comment
視覚/存在/アウトライン
私が視ているもの、そこに在るものを、映像は再現します。
ただ違うのは、映像が、高いビルや大きな空、たくさんの樹木や私たち人間を、
粒子の集まりである映像の規則性に基づいて映しだすということです。
その視線は、そこら中にあふれた物も、その背景である自然も、そこに生きる私たち生物も、
同じように、とても公平な視方をしているように思います。
その明瞭さが私にはなんとも心地よくも感じます。
しかしながら、ここでの公平は、少し冷酷な気もします。
私たちが視ている境界は、その規則性によってなくなったり、
本当は1つのもので在るはずのものが、2つになったりします。
“本当”はとてもあいまいです。  
もともと境界というものは、
私たちの意識の中につくられた単なる認識にすぎないのかもしれません。
映像は、この認識を少しずつ壊します。
私が作品をつくるということは、
この視覚/存在/アウトライン〜いわば、その存在を示す境界線〜を
もう一度たどる様な作業だと思います。

(※この略歴、文章はアートアニュアル'98パンフレットに記載されたものです)


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