押元良全 yoshiaki oshimoto ■profile■ 1976年生まれ 京都出身 成安造形大学洋画クラス ----------個展--------- おしもとよしあき個展「はなてん」(成安造形大学コンテナギャラリー)
-------グループ展歴------- 1996 おしもとよしあき/オガワトシオ「下。研 exhibition」 (成安造形大学図書館) 1996 モダンde平野・コンビニアート(大阪市平野区)
■works■ タイトル:「中古車大感謝祭’97」 制作年:1997
■comment■ 「アナタいったい誰?」そんなことを言われても仕方ない。なんとなく生まれてきて、なんとなく勉強してきて、なんとなく楽しんできた。なんとなく作品をつくって、なんとなくコーラを飲んで、なんとなく琵琶湖で泳いだ、なんとなく女の子を見て、なんとなく大笑い、なんとなくパーを出し、なんとなくチョキで負けた、なんとなく昼メシを食べて、なんとなく髪を切り、なんとなく安全運転、なんとなく家に帰り、なんとなくベッドの上に帽子を置き、なんとなくブルーになる、なんとなく時計を見る、なんとなく四時四十四分、そんな毎日を送っている。 「アナタいったい誰?」そんなことを言われても仕方ない。なんとなく小説を書き、なんとなくやぶり捨てる、なんとなく壷を焼き、なんとなく割る、なんとなく絵を描き、なんとなくキャンバスをナイフで切りさく、なんとなくライヴをやり、なんとなく客席にギターを投げる、なんとなくスモウをして、なんとなく猫だまし、なんとなく交通 事故をして、なんとなく集中治療室、なんとなく大麻を密輸して、なんとなくパンツをはかなくなる、なんとなく有名になって、なんとなく大事MANブラザーズバンドという名前にして、なんとなく消えてゆく、なんとなく大量 殺人をして、なんとなくトイレで自殺、そんな毎日だったら僕はいったい誰だろう。 作品をつくるときはいつもなんとなくつくる、なんとなく部屋のインテリアになればいい。最近なんとなく車がほしい、お金がないから、なんとなく中古車を見てしまう、カッコいい車もなんとなくあったりする、車も買えないから、カッコいい車をなんとなく絵にしてみる、なんとなくならべてみる、なんとなくカッコいい。そんなことをしている。 「アナタいったい誰?」そんなことを言われても仕方ない。ぼくはなんとなくそこにいる。 (※この略歴、文章はアートアニュアル'97パンフレットに記載されたものです)