栗田咲子 sakiko kurita ■profile■ 1972年生まれ 岡山出身 京都市立芸術大学大学院油画科 ----------個展--------- 1995 個展(ギャラリーココ、京都) 1996 個展(ギャラリーココ、京都)
-------グループ展歴------- 1996 佐藤国際文化育英財団第5回奨学生美術展出品(東京) 1997 栗田咲子・喜多順子展(ギャラリーココ、京都)
■works■ タイトル:「島」 制作年:1997
■comment■ とりつく島 私は4年間恋愛をしていない。(憶測) だから絵が描けない。 盲目になれない。全然盲目になってない自分に気がつき、これが疲労の原因か、とがっくりきている。自分の外側からは自分が確認できても、内側は空。実感のない、イメージだけの世界。 つらい。 イメージトレーニングで、どうにか盛り上げようとしてきたが、直ちに外側に居る自分が否定する。これの繰り返し。 冷静な私は、常に何かを怖がっている。 酒への依存度、大。(ありがとう、酒) 自分に自信のない人間ほど、罪なものはなかろう。 自分の存在価値を見出だせないという事は、すなわち、他人の事を同じくらいばかにしているんだ。 人をばかにする位なら、自分がばかにされたい。 私はいま、すがっている。イメージに。 青い空。白い雲。青い海と白い砂。日焼けした若い女。ドライブ。虹。やしの並木。とりあえず南の島。うそだと思いつつも、こんな憧れにすがっている。 知らず知らず、自分を偽ってきた報いなのでしょう。 悪夢は続きます。 もっと冷静になって、などと言われてみたいものです。 けなしてください。いかってください。 今はどうしても描けません。うそしか。 もうしばらく、もうろうと、自分とつきあってみるしかないのです。 (※この略歴、文章はアートアニュアル'97パンフレットに記載されたものです)