木内貴志
takashi kiuchi



profile
1973年生まれ
京都出身
成安造形大学造形学部造形美術科洋画専攻研究生

---------個展歴---------
1997  個展「木内貴志大回顧展」(VOICEギャラリー/京都)
    
-------グループ展歴-------
1994  「博多少年アート」(天神/博多)
     「NOT FOR SALE」(成安造形大学図書館/滋賀)
1995  「棚からぼたもち」(ギャラリーアンフェール/京都)
1996  「神戸アートアニュアル’96」(神戸アートビレッジセンター/神戸)
1997  「PANZER KUNST」(ギャラリーCOCO/京都)
     「ART MOVE」(神戸アートビレッジセンター/神戸)
     「a set」(同時代ギャラリー/京都)
     「ことばのはたらき」(VOICEギャラリー/京都)


works
タイトル:「V.S.T.V.

制作年:1996

comment
「今回はTVと美術(特に絵画)のどちらが強いのかを決めるために闘わせてみようと思います。ただし美術のリング、美術のルールで。」(1996、秋)

 「芸術的」すぎるTV番組は、内容はともかく視聴率を取りにくい。又、TVや雑誌にバンバン出ているアーチストや作品は有名になる。

 真剣勝負とSHOWでは常に真剣勝負の勝ちか? セコンド陣が入り乱れてノーコンテスト、黒白ハッキリしない感じか? 世紀の茶番、大凡戦OR実に理に適った攻の方で、緊張感のある試合。どっちやねん? たぶんどちらも正解で、どちらでもない。

 プロレスは面白い。八百長か否か?とかはもうどうでもいい。真剣勝負を求める人はK-1やパンクラスをどうぞ。しかし、勝ちにこだわる消極的ファイトに大ブーイングしたり、膠着したグランド攻防に退屈を感じたり。

 アントニオ猪木と橋本真也とでは猪木の方が有名。やはりTVのゴールデンタイムで活躍していたのが大きい。よく、「美術界以外の多くの人たちにも作品を観てもらいたい。」とアーチストが言うが、「TVに出たらいいのに。」と思う。又、作品も、(@TVに出られそうな ATVに出る為の BTVが興味を持つ Cタレントの副業として Dヒロ・ヤマガタの様な)ものにしたらいいのにと思う。

 異種格闘技戦ではレスラーに勝ってほしいと思うのがプロレスファンであるが、負けたからといってプロレスが面 白くなくなるとは思わないし、グレイシー柔術が世界最強だとしても面 白いとは限らない。現代美術がつまらないとして観なくてもいいし、面 白がってもいいと思う。TVは今でもダラダラ見るが、見たい番組はしっかり見る。又、当分僕の生活からTVが無くなる事はなさそうだ。

 面白いと言えば面白いし、つまらないと言えばつまらない。

(※この文章はアートアニュアル'96パンフレットに記載されたものです)


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