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「今回はTVと美術(特に絵画)のどちらが強いのかを決めるために闘わせてみようと思います。ただし美術のリング、美術のルールで。」(1996、秋)
「芸術的」すぎるTV番組は、内容はともかく視聴率を取りにくい。又、TVや雑誌にバンバン出ているアーチストや作品は有名になる。
真剣勝負とSHOWでは常に真剣勝負の勝ちか? セコンド陣が入り乱れてノーコンテスト、黒白ハッキリしない感じか? 世紀の茶番、大凡戦OR実に理に適った攻の方で、緊張感のある試合。どっちやねん? たぶんどちらも正解で、どちらでもない。
プロレスは面白い。八百長か否か?とかはもうどうでもいい。真剣勝負を求める人はK-1やパンクラスをどうぞ。しかし、勝ちにこだわる消極的ファイトに大ブーイングしたり、膠着したグランド攻防に退屈を感じたり。
アントニオ猪木と橋本真也とでは猪木の方が有名。やはりTVのゴールデンタイムで活躍していたのが大きい。よく、「美術界以外の多くの人たちにも作品を観てもらいたい。」とアーチストが言うが、「TVに出たらいいのに。」と思う。又、作品も、(@TVに出られそうな ATVに出る為の BTVが興味を持つ Cタレントの副業として Dヒロ・ヤマガタの様な)ものにしたらいいのにと思う。
異種格闘技戦ではレスラーに勝ってほしいと思うのがプロレスファンであるが、負けたからといってプロレスが面
白くなくなるとは思わないし、グレイシー柔術が世界最強だとしても面
白いとは限らない。現代美術がつまらないとして観なくてもいいし、面
白がってもいいと思う。TVは今でもダラダラ見るが、見たい番組はしっかり見る。又、当分僕の生活からTVが無くなる事はなさそうだ。
面白いと言えば面白いし、つまらないと言えばつまらない。
(※この文章はアートアニュアル'96パンフレットに記載されたものです)
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