北野裕之
hiroyuki kitano



profile
1972年生まれ
京都出身
京都精華大学大学院美術研究科造形専攻修了

---------個展歴---------
1994  個展(京都精華大学/京都)
1997   個展(キュービックギャラリー/大阪)


-------グループ展歴-------
1994  「絵画に関わる理由」(滋賀県立近代美術館ギャラリー/滋賀)
     New Face'95(ギャラリーView/大阪)
      Plate Tectnics(ギャラリーcoco/京都)
      神戸アートアニュアル'96(神戸アートビレッジセンター/神戸)
1996  Bit/Surface(Gスペース、ギャラリー源/九州)


works
タイトル:「見えるための構造ィ

     「見えるための構造ゥ

     「見えるための構造ェ

     「見えるための構造ォ

制作年:1996

comment
 動物、植物、昆虫、魚、等、彼等の表皮、その模様や色に、興味があります。彼等の表皮は、機能的に体温を維持し、水分の蒸発を防ぎ、外敵から身を守り、あらゆる生命維持の役割をしています、そして彼等の表皮にある美しい模様や色は、これらの生命維持を補う役割もしています。

 表皮は、内部を守り、又内部はそれに必要な模様や色を、表皮に写 し出しています。科学的な視点で見ると、内部はあらゆる臓器であったりしますが、彼等の表皮にある模様や色を、よく見ると、その、本質的な意味に触れることができます。

 彼等の内部は臓器ではなく、彼等自身の経験であり、精神であると感じています。その、神秘的な精神の働きにある、表層である部分が模様や色であり、種々様々な模様や色は常に内部と外部の関係において、写 し出されているのです。しかし、内部と外部は、二つに区切られたり、分けられる事なく、常に二つ一緒として密接な関係で存在していて、表皮は、目に見ることができる内部(精神)の最外部として存在している事がわかります。

 私は、動物や植物、昆虫や魚、あらゆる生物と私は同じであり、同等であると感じています、私には実際に模様はありませんが、私自身の内部から外部へと、写 し出されるものが模様といえるのかもしれません。

(※この文章はアートアニュアル'96パンフレットに記載されたものです)


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