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僕は、大切なモノを捜す。 僕は、何が大切なモノなのか見失った。僕は、何のために生きているのだろうか。僕は、通
勤ラッシュの電車に乗った。僕は、人波に揺られながら歩いていた。僕は、ボーとビジネス街を眺めていた。僕は、一人になっていた。僕は、゛ありがとう″とつぶやいていた。僕は、全速力で走った。僕は、何もせず大きな流れを感じていた。僕は、何をしているのだろう。僕は、なぜかデパートへ向かって歩いていた。
僕は、楽しそうに買物をしている人を多く見た。僕は、言葉に出来ない満足を感じた。
僕は、何をしにココに来たのだろう。僕は知らずうちに楽しそうなカップルを眺めていた。僕は、公園へ走った。僕は、多くの人にぶつかっていた。僕は無邪気に遊ぶ子供を見た。僕は、いっしょに遊びたくなった。僕は、子供を見守る母親の目をみつめていた。僕は子供の頃の夢を見た。僕は、生まれる時誰に取り上げてもらったのだろう。僕は、ジャングルジムのてっぺんにのぼっていた。僕は、今まで何人の人とすれ違い出会っていたのだろう。僕は、何人の人に助けられたのだろう。僕は、落ちている新聞に目がいった。僕は、人の出来事は色々あると思った。僕は、多くの人々が死ぬ
のも知る。僕は、何も出来ない。僕は、何かしようと思う。僕は、好きな人のことを考えていた。僕は人は人のために生きていると感じた。僕は、人として生まれた。僕は、懸命に生きている。僕は、人は無力だと感じた。僕は、人は偉大だと思う。僕は、いつしか眠っていた。僕は、僕は、僕は、僕は、僕は・・・・・・・
あなたは
(※この文章はアートアニュアル'96パンフレットに記載されたものです)
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