地石浩章
hiroaki chiseki



profile
1973年生まれ
大阪出身
成安造形大学造形学部造形美術科洋画専攻卒業


---------個展歴---------
1994  個展(地下室でのインスタレーション/Gallerry LA FENICE、大阪)
1995  個展(インスタレーション/Gallerry ZERO,大阪)
1996  個展(インスタレーション/ギャラリーそわか、京都)
      個展(インスタレーション/ギャラリーそわか、京都)       
-------グループ展歴-------
1993 グラウンドペインティング企画制作
1994 自由工房(風呂場でのインスタレーション/京都)
1996 IBMびわこ現代絵画展(西武百貨店、滋賀)
     神戸アートアニュアル’96
     「水穀空間」展(滋賀県立琵琶湖文化館内淡水族跡)


works
タイトル:「『あなたの存在』-捧げる

制作年:1996

comment
 僕は、大切なモノを捜す。 僕は、何が大切なモノなのか見失った。僕は、何のために生きているのだろうか。僕は、通 勤ラッシュの電車に乗った。僕は、人波に揺られながら歩いていた。僕は、ボーとビジネス街を眺めていた。僕は、一人になっていた。僕は、゛ありがとう″とつぶやいていた。僕は、全速力で走った。僕は、何もせず大きな流れを感じていた。僕は、何をしているのだろう。僕は、なぜかデパートへ向かって歩いていた。

僕は、楽しそうに買物をしている人を多く見た。僕は、言葉に出来ない満足を感じた。 僕は、何をしにココに来たのだろう。僕は知らずうちに楽しそうなカップルを眺めていた。僕は、公園へ走った。僕は、多くの人にぶつかっていた。僕は無邪気に遊ぶ子供を見た。僕は、いっしょに遊びたくなった。僕は、子供を見守る母親の目をみつめていた。僕は子供の頃の夢を見た。僕は、生まれる時誰に取り上げてもらったのだろう。僕は、ジャングルジムのてっぺんにのぼっていた。僕は、今まで何人の人とすれ違い出会っていたのだろう。僕は、何人の人に助けられたのだろう。僕は、落ちている新聞に目がいった。僕は、人の出来事は色々あると思った。僕は、多くの人々が死ぬ のも知る。僕は、何も出来ない。僕は、何かしようと思う。僕は、好きな人のことを考えていた。僕は人は人のために生きていると感じた。僕は、人として生まれた。僕は、懸命に生きている。僕は、人は無力だと感じた。僕は、人は偉大だと思う。僕は、いつしか眠っていた。僕は、僕は、僕は、僕は、僕は・・・・・・・ あなたは

(※この文章はアートアニュアル'96パンフレットに記載されたものです)


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