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■神戸アートアニュアル2004 トナリノマド
2004年10月23日[土]-11月21日[日]
神戸アートビレッジセンター
入場無料[10:00-19:00 最終日は17:00まで 火曜日休館]
1F:KAVCギャラリー、 1room、 階段、 通路 B1:KAVCシアター 他
主任実行委員/渡辺信明(美術家)
出品作家/大庭大介、 金沢寿美、 小橋陽介、 中岡真珠美、 仲野祥代、 久門剛史、
藤部恭代、 牧瀬奉行、 安冨洋貴、 矢部奈桜子 ※日替わりで来館
インターンスタッフ/阿部真太郎、 今川里華、 木近功、 小浦沙耶歌、 清水麻里、
多田智美、
山口里美、 吉田裕、 渡辺純子
「神戸アートアニュアル2004」企画趣旨
サンダーバード、流星号、‥‥。教室の色とりどりのチョークを片手に、道草ついでに描かれた等身大の乗り物たち。小学校から家までの帰り道、友だちと地ベタに座り込み、夢中で路面に落書きをしていたあの頃‥‥。
のちに先生がその数珠つなぎのような絵を消して歩かれたそうで、もちろん学校から大目玉を頂戴したことは言うまでもありません。
灼熱のアスファルト上の、いわば平面でしかなかった未来号のコックピットで、一体私は何を見ていたのでしょうか。遊ぶことと描くこと、果てしない夢をイメージすること。ほんの些細な体験から沸き上がるダイナミズムを、小さなからだ全体で感じていたことは間違いないでしょう。
美術との出会いはおそらく個人的で様々ですが、いつの時代も言葉にならない、あるいは形にすら出来ない内なる思いから始まります。眼に見えないものへの憧れと抵抗、そして言い方を変えると自分自身をどう貫くかという
”精神性 ”との出会いが、そのスタートに少なからず影響を与えているのではないでしょうか。日々の作品制作の中にそうした精神性が貫かれること、美術の意味や価値がそこに在るということ。そして私たちと隣り合う、開かれた何かに繋がろうとする強い“意志”そのものが大切であるような気がします。神戸アートアニュアルは今年で9回目を迎えました。今回選ばれた20代の若き精鋭たちからは、少なくとも気分や印象、そのモードの中でスマートに評価されるメディアとしての表現ではなく、自分と作品とのスタンスをじっくりと考えて取り組んでいる、今を正直に突き抜けようとしている意志を感じます。
この“トナリノマド”という展覧会は私たちが生きる同時代の上にあります。個々の作家と作品、それを支える同世代のインターンスタッフ、そして神戸アートビレッジセンターという場で出会う人々がそれぞれの美術する心を熱くし、共鳴し合うことを楽しみにしています。
2004年度主任実行委員 渡辺信明(美術家)
■タイトル『トナリノマド』は10名の出品作家たちが紡ぎだした言葉です。これはもちろん『となりの窓』とも読めます。「窓」は若き美術家たち、それぞれの表現や作品の象徴でもあり、未来に開かれたお互いの存在でもあります。そして「ノマド」(遊牧民)のように放浪しながら冒険する強い意志を持ち、未だ定まらない自らのありようを大切にしている彼らの行方を示唆した言葉とも重ねられています。「隣」という自分の周りにある様々な現実から、何を選びとり、どのように表現していくのか。本展で出会い、となり合う表現者たちは、自らの窓を開け閉めながら、他者とのコミュニケーションを続けています。作り手、つなぎ手、受け手、全ての人々が自由に出入りすることのできる『トナリノマド』。会場で様々な窓の内と外を覗くうちに、あなた自身が誰かにとっての「となりの窓」であることに気づくかもしれません。
■関連企画 (プログラムB、C要電話予約 078-512-5500)
| 【プログラムA】 出品作家プレゼンテーション+座談会 |
◎10月31日(日) 14:00 ̄ KAVCギャラリー 参加費無料(定員70名)
作品と作家像を読み深めるため手がかりとなる「アーティストインタビュー映像」を放映し、個々の作家についての質疑応答と共に、観客との双方向な座談会を展開していきます。 |
【プログラムB】 ゲストトーク「トナリノマド」
※定員になり次第締め切り |
出品作家が選び出した多才なゲストの方々に、ご自身の活動や研究についてお話しいただくと共に、独自の視点からタイトル「トナリノマド」について読み解いていただきながら、現在の表現を考察していきます。
リハーサル室2(定員70名 参加費/一日1000円 30分前から受付)
◎B-1 11月 7日(日) 17:30 ̄ おかけんた(漫才師・アート愛好家)×小崎 哲哉([ART IT][REAL TOKYO]発行人兼編集長)
◎B-2 11月14日(日) 14:00 ̄ 窪田 研二(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
◎B-3 11月14日(日) 17:30 ̄ 伊藤 存(美術作家) |
| 【プログラムC】 インターンスタッフプログラム「メセナって何?」 |
出品作家と共に本企画を準備してきたインターンスタッフ、ご協賛他の企業メセナご担当者、出品作家が、本企画を通じて
経験したサポート体制の事例報告を踏まえ、個々の視点から「メセナ」をキーワードとした様々なアートサポートについて語り合います。
◎11月7日(日) 14:00 ̄ 1 room(定員30名 参加費/500円 30分前から受付)
□パネラー
根本 ささ奈(アサヒビール(株))、 山本 真由美(トヨタ自動車(株))、 吉村 真也(TOA株式会社)、 出品作家
□ナビゲーター: インターンスタッフ |
主催/神戸アートビレッジセンター
KOBE Art Annual Project実行委員会
協賛/アサヒビール(株)
協力/Ufer!、MEDIA SHOP
(社)企業メセナ協議会認定事
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