森本絵利
MORIMOTO ERI

profile
1978年 大阪府出身
京都市立芸術大学大学院絵画専攻修了
インスタレーション他

---------個展歴---------
2002 「萌芽のとき」京都/Gallery16
-------グループ展歴-------
2001 「京展」京都/京都市立美術館
2001 「芦屋市展」兵庫/芦屋市立美術博物館
2001 「天竜川絵画公募展」静岡/天竜市立秋野不矩美術館
2002 「Vector 12」大阪/海岸通ギャラリーCASO
2003 「京都府美術工芸新鋭選抜展」京都/京都文化博物館


works
Percolation〈浮かび上がる〉
ビデオ作品 (部分) 2003年 5分4秒

comment
自らの体は、自らを取り巻く一切の環境である外界中の様々な物事、情報を伝える仲立ち(媒)と言う漉し器(例えれば椀状の携帯を持つ笊<ざる>)である。
が、実際は外界が自身をを取り囲む瞬間には、すでに「裏漉し」されているとも言え、そこにある境界は曖昧である。どちらがさきであるのかなどではなく、常に測り得ない速度でループしている様なものなのだろうか。
紙をはさみで切る、この行為は長年に渡って継続しており、一行程毎に作法のようなものが組み込まれている。行為を合理的に進める為に生み出された数々の作法、そもそも行為自体非合理的である事、この噛み合あわない二つも、一律に積もってゆく紙片が存在するが故に繋がらざるを得ない。
笊(ざる)の凹面と凸面のように。
「濾過する」こと「裏漉しする」事を思いながら紙を切る…。可逆である事は確かなのに不可逆であると感じてしまう事も事実であり、他者と共有している世界の裏漉しを繰り返し試みを続ける事で
千潟の潮が引いて海と陸とが入れかわる一瞬の様な隙間を少しずつ埋めようとしているのかも知れない。
 

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