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私は星座図をよく好んで見ています。おおぐま座、しし座、おうし座、くじら座、、、。
星座図とは、恒星の配置を便宜的な形象に見立てて天球を区分したものであり、星のない空間にまで精細に描かれているのが印象的です。私はこの図を見ていると、三次元の無意識である宙に二次元の意識のフィルターを通
す事によって仮想のイメージの共有化をつくり出しているかのように感じます。また、それは、情報を与えられた目だけが、価値を認知する事になります。
私の制作は、イメージの重複から始まります。三次元の情景が二次元の空間に移行する時にとらえたイメージの断片を描いています。私が星座図に惹かれたのも、星座をつくる行為が仮想のイメージをつくるといった点で私の作品とリンクしたからです。また私は、異なる星座同士を連結させた時に生じる「かたち」と「せん」に興味があります。現状の星座図を既成のイメージだと仮定すると、この「かたち」と「せん」は、そのイメージを踏まえつつ概念や枠から解放されたものであると考えているからです。私は、この行為により表出した線 色面
形をタブローに表現し、その空間でしか存在しえないイリュージョンを展開していきたいと考えています。
(※この略歴、文章はアートアニュアル'02パンフレットに記載されるものです)
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