大竹 竜太
ryuta ohtake


profile
1976年生まれ
大阪出身
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)在籍 絵画

---------個展歴---------
1998 「ryuta ohtake exhidison」 京都/5thスペース


works
タイトル:kerufilee
サイズ:2250×1750(mm)
制作年:1999
素材:アクリル、パネル

comment
 権力というものは、人間が社会生活を営む上で必ず発生する。個人と個人、 集団と集団などあらゆるところに力関係が生まれる。コミュニケーションする上 でさけては通れない部分である。作品を通してそれらを言及していきたい。
 私はコンピューターゲームの進化とともに成長し、それにリアリティを感じ てきた。 いくつもの作られた世界でいろいろな人物になったり、いろいろな経 験をした。その中での共通の決まり事は強い(うまい、賢い)者が勝ち残り、 弱い(下手、賢くない)者はgame over.ということだった。強くならねば先に は進めずそのまま、先を見たければ強くなれ、と駆り立てられてきた。そう言 うシステムでなければ、ゲームとしては成り立たない。それはゲームの中のみな らず、現実の世界でも同じ事だと私は感じる。強い者が生き残る、それは植物 を含めた生命体が進化の過程で獲得した決まり。
 人が作った価値観やヒエラルキーは、人が作った故に人の手でなくすことが できるだろう。しかし人間が存在する以前から存在した強者弱者というシステ ムはなくせるのだろうか?  単純化された現実とも言うべきゲームの中でひたすら強さを求め、生き残る ために敵を倒し、最強の称号を手に入れる。強くなければ先がないということ がリアリティー。
 具体的にそれらのテーマをもとに、構造物やテーマに関連するシーンや人物 などをそのシステムをふまえて平面作品として制作する。描き方としては、虚 構(CG、アニメーション、アニメーションの背景)と現実(写真、映像)の間 のようなイメージになるように制作する。それらにより、現代におけるこのテ ーマにまつわる問題を提起したい。
作品が2枚組なのは、2枚にすることでそれらの関係性で、描かれていないこ とや時間などを表現できるのではないかという思いからです。

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