三宅砂織
saori miyake

profile
1975年生まれ
岐阜出身
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画(版画)専攻


---------個展歴---------
1999 (京都/ギャラリーココ)
1999 (京都/京都ホテル)
2000 (京都/ギャラリーココ)


-------グループ展歴-------
1997 「第49回京展」市長賞(京都/京都市美術館)
1997 「ペンシルバニア大学交流展」(アメリカ/ペンシルバニア大学)
1997 「大学版画展」(東京/町田市立国際版画美術館)
1998 「卒業制作展」市長賞(京都/京都市美術館)
1998 「第50回京展」京都市芸術文化理事長賞(京都/京都市美術館)
1998 「新世代の版画家たち展」(京都/ギャラリーココ)
1998 「大学版画展」買上賞(東京/町田市立国際版画美術館)
1999 「Cotton Candy展」(京都/同時代ギャラリー)
1999 「LIKENESS展」(京都/ギャラリーココ)
1999 「制作展」奨励賞(京都/京都市美術館)
1999 「Spin it!展」(京都/アートライフみつはし)
1999 「次代の版画展」(愛知/愛知芸術文化センターアートスペースX)
2000 「修了制作展」大学院市長賞・買上賞(京都/京都市美術館)
2000 「新鋭選抜展」(京都/京都市美術館)


works
タイトル:(左から時計回りに)
     「ピロー」
     「ピロー」
     「チューイング・ガム」
     「シスターズ」
制作年:1999年
素材:
リトグラフ

comment
心の中にある抽象的な概念は、日々遭遇する世界のあらゆる事物に陰影をあたえている。
日常が淡々としていればしているほど、ひっそりと映し込まれた陰影は不気味に、時にはユーモラスに私たちのまわりに存在している。私の制作はその中から、ひときわ強い反射でもって語りかけてくるイメージを見つけることから始まる。
私が興味を持つのは病んだり、変形したり、はく奪されたりしたものたちだ。眼帯をした女の子、噛み付かないようにマスクをされた犬、鎖からぶら下がったマスコット人形などは私が見つめたり想像したりしながら描くのに夢中になったイメージだった。
それらは、存在の不安を感じ、いつももてあましている心の中の根源的なアンバランスな部分を映しているように思う。バランスのとれないものは常に揺れ動き、明滅し、収縮と拡散を繰り返しながら深い空間を広げている。
私はこの空間にひどく惹かれる、そして描きたいと思う。

(※この文章、略歴ははアートアニュアル2000パンフレットに記載されたものです)


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